30歳死亡説の検証にあたって。

BBAに片足突っ込んだ者のなんとも痛々しい戯言。音楽と心理学と兎とトマト。

太陽

『太陽』にまつわるプレイリストを作ってみての所感を簡単に。




当然っちゃ当然ですね。光。
太陽プレイリストを作るにあたって、イメージしていた通りの曲。
騙されちゃいけないのが、曲自体は光のようでも、歌詞がそうでもないパターンが多い。
cero「さん!」”悲しみは消えない
MISIA「陽のあたる場所」”悲しみを笑顔に変えよう”

でも ”ふたたび手を取る日まで” や ”明日はきっと来る”祈りは含まれていて。
光=希望というエッセンスが強めなんだなと。

EXILE「Rising Sun」や星野 源「SUN」もそうかな。
THE BACK HORN「太陽の花」も、そうだ。
BENNIE Kサンライズ」なんかめちゃくちゃ応援歌ですね。好き。




まあこれもイメージはつきやすい。
光を与えてくれる存在、輝いている存在、憧れている存在を太陽に喩える。
太陽=愛する人、愛、情熱は連想しやすい。
THE YELLOW MONKEY「太陽が燃えている」なんか、凄いね。
太陽は夏のイメージも強いので、それを上手く比喩的に用いた明るい恋愛ソングもありました。

反対に別れの曲も、ちらほらあったけれど。
(Le Couple「ひだまりの詩」は泥酔時に泣きながらカラオケで歌います。18番です。)

興味深かったのは、太陽は自分 or 第三者(ex.愛する人)どっちなんだい問題。
照らす存在はどっちなんだい問題。

愛する人に光を与えられる歌詞が圧倒的に多い中、
踊ってばかりの国「太陽」”僕が太陽さ 君たちの太陽さ 踊れよ”。
なるほど。これは自己愛?なのか、投影なのか?さておき。

照らすにせよ、照らされるにせよ、誰かに影響を与え、与えられ。
愛だなと。
大袈裟になんでもかんでも”愛”で適当にまとめんなと言われればそうなんですけど。


玉置浩二NaNaNa(太陽なんていらねぇ)
youtu.be


TOKIO版(玉置浩二来なくて放送事故の回)
youtu.be

太陽の存在真っ向から打ち消して
俺とお前の存在を熱望するという熱さとに圧巻・脱帽と言う意味で。
上述のように荒く括らせてください。





分かりやすい対構造ですけど
太陽=昼=明=陽=光
  ⇔夜=暗=陰=闇:いわゆる後ろめたい存在目線での曲。
ツイートもしましたが、BUMP OF CHICKEN「太陽」なんかまさにこれ。

注目すべきは、意外と「秘められるべき恋愛(とその情熱)」みたいな曲もあり、
これはプレイリストにまとめてみて初めて気付きました。特にV系
私のライブラリの中ではAcid Black Cherry「黒い太陽」やSOPHIA「SUNNY DAY」ぐらいしかなかったけど。


なかでも、良かったのは椿屋四重奏「太陽の焼け跡」。
youtu.be
単に中田さんの色気が増長されてよかったのと、
映像や文学を味わっているかのようで、よかった。
歌詞内のテーマはもうすっかり世の中にはありふれているのだと思うけど。
個人的にはよかったのです。


*****
光も影も、表も裏も、善も悪も
全てを包み込むような「太陽」という唯一無二の母性的存在。

カルミナ・ブラーナの第1部 春より「万物を太陽は整え治める」も
きちんとプレイリスト入りして、なるほどなと。しっくり。

キーワードしばりでのプレイリスト、予想外に楽しい。
私の太陽プレイリストは69曲(約5時間)に仕上がりましたが、未完成。
まだまだ考察が浅い。
おススメの太陽ソングがありましたら、大募集中でございます。


*****
最後に余談。太陽といえばやっぱり。

銀魂で桂が立ちションしながら
太陽のKomachi Angel」を熱唱していたシーンが思い出されます。

youtu.be

桂が一番好きで、桂の声をされてた石田さんが
私がリスペクトするぶりぶりざえもんの声も担当となり、喜んだものです。